黄昏と百合と骨

【大幅改装中】大学生(になっちゃった)中学生の時に開設した暇ブログ。今は暇じゃない。

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『グイン・サーガ(1) 豹頭の仮面』 栗本薫



『グイン・サーガ(1) 豹頭の仮面』 栗本薫



ついに手を出してしまった、100巻越えの長編且つ、未完結のまま作者が亡くなり絶筆となったヒロイック・ファンタジーのベストセラーシリーズ、『グイン・サーガ』。


このシリーズの存在を知るきっかけとなったのは、数年前にテレビアニメ化されていたこの作品を母が見ていたことでした。
テレビの画面の中で、豹の顔を持つ戦士が勇ましく剣を振り戦っていた映像は、強く印象に残っています。

ずっと読んでみたいとは思っていたものの、今までに手を出したことのないほどの長編で、しかも結末を迎えないまま止まってしまったその世界に足を踏み入れることはやはり躊躇われました。

しかし特に理由もなく、ただふと読みたくなったので、図書館の開架に眠っていたこの年季の入ったこの一冊を借りてしまったね~このタイミングでね~



ざっと冒頭の様子をば。

美しい王国パロスは隣国ゴーラに攻め滅ぼされた。王家の一族は皆殺しにされたかに見えたが、美しい男女の双児だけが生き残り、死霊の森に逃げ延びる。2人がついに森の中でゴーラの追っ手に捕らえられるかという間一髪の時に、忽然と現れた豹頭の怪人。『グイン』という自らの名前と『アウラ』という謎の単語以外一切の記憶を失ったその豹頭の戦士に双児は窮地を救われ、3人は死霊の森から抜け出し、行動を共にすることになる。




まだ世界は幕を開けたばかりだというのに、躍動感は早くもアクセル全開!ページをめくる手が止まりませんでした。


栗本薫さんの文章には初めて触れましたが、その表現力・語彙力に感服です。
まるで映画を見せているかのように、読み手に情景を色彩豊かに伝える無駄のない言葉選び。作者の迷いを感じさせないスピード感溢れるその文章は、豹人グインの逞しく屈強な英雄っぷりや、『パロの真珠』と呼ばれる美しい双児のみずみずしい感性、阿鼻叫喚に満ちた戦いの激しさや緊張感を、私にありありと伝えてくれました。

まさに、本に頭を突っ込んでいるみたい(笑) とても面白かったです。


今まで敬遠していたのが惜しい(笑) もっと早くグインに出会いたかった。既に彼の魅力にかなりやられてます!とてもかっこいい(`ω´)



絶筆となった最後の1冊まで読み切るのにどれだけの時間がかかるのかは分かりませんが、私は受験生だし、そうでなくともコンスタントに読み続けるのは難しいでしょう。
時間をあけても読み進めていけるように、内容を整理していきたいと思います。



追記にネタバレを含むあらすじをざっとまとめますので、ぜひ読みたい!と思う人は追記は見ないでください(^∀^)





読書ばかりしているようですが、私もようやく最近、
まとまった勉強時間を確保できるようになりました。

今までも「できなかった」のではなく「やらなかった」んだけれど


読書はストレス解消にとても良いんだそうで(世界一受けたい授業では、読書とカレーが一番ストレス解消にいいと言ってました)


勉強にしっかりと打ち込みつつ、
読書の時間は大切にしたいと言ったら、
やっぱり自覚が薄いと言われるのかな?


私はとりあえず今のうちは、
電車の中は、読書タイムという至福の時間に充てることにしましょ。

焦ってないわけではないけれど、
心の余裕も必要でしょう?





窓から、湿っぽい夏の薫りを乗せた風が吹きぬけていく、そんな涼しい夜でした。

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| 栗本薫 | 22:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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死んでなかったよ、この人!

こんばんは。


お久しぶりです。


完全に深夜のテンションです。ツグミです。



誰もみていないけれどっと。




中1で開設以降、
ぽつぽつ更新を続け、
高1の10月に記事が途絶えて以来放置していたこのブログを、

気まぐれで大幅改装したいと思います。


というのも、

私はいつのまにか高3になり
受験生になり
部活も引退し
青春を謳歌 しているわけでもなく

勉強に明け暮れている
わけでもまだなく


最近読んだ本についての感想を
Facebookにダラダラと書いては
独り満足していたのですが


わりとしっかり書いてるものなので
読書感想文をちゃんと書いた
ブログを立てたいと




…血迷った受験生は思ったので


今晩数学と戦って多少グロッキー状態で
記事を全部消し、
ブログじゅうに垣間見えた若気の至りを一掃し、


こんな感じに。




時々時間見つけては、
趣味程度にまた、改装を続けて行こうかと。




中学生が開設したにしてはずいぶんと
HTMLレベルまでいじって
手のこんだデザイン頑張ってたんで
わりと気に入ってる


(パソコンから見ないとその努力はわからないが)

(パソコンから見ると、やはりまだ隠し切れない厨二感がいなめないが)



今それをやる気力も余裕も時間もないけどね(笑)



ということで



適当によろしくお願い申し上げます。

| どうでもいい話 | 01:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『エアヘッド!売れっ子モデルになっちゃった!?』 メグ・キャボット



『エアヘッド!売れっ子モデルになっちゃった!?』メグ・キャボット



簡単にいうと、わたしがある日突然きゃりーぱみゅぱみゅとして残りの人生を歩まなきゃいけなくなったみたいな内容でした(爆笑) メグ・キャボット作品22冊目。


メグのティーン小説では、日本の17歳の女子高生とはまるで違う、アメリカの10代の若者たちの様子がわかるからとても面白いです。生まれ変わるならイケイケのニューヨーカーになりたいと思わせるような、豊かで煌びやかな生活!アメリカンドリーム!


イケイケのニューヨーカーギャルに生まれ変わって、学校の卒業プロムでイケメン彼氏とダンスっていう定番を経験してみたい(寝言)


いつも通り軽快にページが進んで読みやすかったけど、強いていうなら、もう少し序盤を削ってクライマックスに盛り上がりが欲しかったかな。でもドキドキ擬似ニューヨーカー体験を提供してくれるメグ作品は、やっぱりやめられない!

| メグ・キャボット | 18:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『いのちのパレード』 恩田陸



『いのちのパレード』恩田陸




敬愛する作家の一人である恩田陸の作品はそれなりに読んできましたが、15冊目にして私には初の短編作品集でした。


全ての短編で世界が独立していて、読者にドキドキワクワクを与えたくさんの疑問を抱かせつつ、その解決を放棄して奇想天外なまま結末を迎えるこのスタイルは、完全にショートショートと言える、のかな。


表題作『いのちのパレード』は、ゾウやイヌ・クジラなどの哺乳類から、魚、鳥、虫、そして古代の恐竜から最近のドードー鳥に至るまでの多様な絶滅動物など、この地球上に生きた全ての生き物たちが、食物連鎖や弱肉強食の次元を超えて謎の目的地を求め大移動をする話。全ての生き物たちが地平線に消えていったあと、五人の人間がそれを遠く見ていて、ゆっくりとその後を追って歩き出すところでおしまい。雄大だけど儚く脆い、そんないのちへの愛しさが迫ってくる作品だった。


15の収録作品の中で、私が一番好きだと思ったのは『走り続けよ、ひとすじの煙となるまで』

人々は「=王国」と呼ばれ走り続ける、謎の巨大な駆動体の中に共同体を作り、生活する。どうしてそれが走るのか、いつか止まるのか、何も明らかでないその「=王国」で人々は地球の人類が歩んで来たような歴史を描いて、やがては未知の「=王国」から出ることができない絶望に包まれ、衰退していく。けれどもなお、その駆動体は走り続ける。という奇妙で怖い話。
自分が生まれた環境が運命によって決められたものなのかも分からず、だからといってそれに逆らうこともできない、それでも自分の周りの世界の中でたくさんの葛藤を繰り広げる人間は、とても健気で残酷な存在だと思った。そこに生まれたらそこで生きるしかない。それに理由なんてない。そういうことかな~


恩田陸作品の最大の魅力は、心の中に波紋を打ち続けて止まない読後の余韻だと私は思うのです。今回はショートショートだったので、現実世界から大きく飛躍したその舞台設定と、衝撃的で突然な結末によって、作品の余韻はより一層胸を打つものとなっていたように思います。

いつも安定感のある恩田陸作品はお気に入りばかりですが、この本はその中でも上位に入る内容でした。図書館蔵書ではなく愛読書としてそのうち是非購入したい(^o^)


結びに、『走り続けよ、ひとすじの煙となるまで』の一節を。


『そこには意味も意義も存在しない--ただおのれの身体に刻み込まれた、「走り続けよ、ひとすじの煙となるまで」という言葉に、かちどきの声を上げて従い続けるだけなのだ。』

| 恩田陸 | 17:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『16歳。死ぬ前にしてみたいこと before i die』 ジェニー・ダウンハム



『16歳。死ぬ前にしてみたいこと before i die』ジェニー・ダウンハム




末期癌に侵された16歳の女の子が余命数ヶ月で亡くなるまでの物語。
死ぬまでにやりたいことのリストを実行しながら「生きてる」素晴らしさを実感する主人公の様子は、今日生きてることが当たり前で、どことなく惰性化した時間を過ごしている私なんかよりよっぽど生命力に溢れていた気がしましたね。だからって「生きてるだけでありがたい」と思えるほど私はまだ人生を達観できていない。とりあえず精一杯やることをやりましょう。ということで。久々に重い話を読みました。


余談だけど、メグ・キャボット作品で私にはもうお馴染みの代田亜香子さんの翻訳はとても読みやすい。若者言葉が絶妙に使われていてアメリカンティーンズの気持ちがダイレクトに入ってくる。
やっぱり外国語文学に触れるうえで、翻訳者のコトバ選びの巧さはものすごく重要だと思いますね。うん。

| ジェニー・ダウンハム | 08:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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