黄昏と百合と骨

【大幅改装中】大学生(になっちゃった)中学生の時に開設した暇ブログ。今は暇じゃない。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

『花の鎖』湊かなえ



『花の鎖』湊かなえ


ようやく受験がひと段落して久しぶりの読書一冊めです。
とにかく面白いものが読みたい!と思って、『告白』しか読んだことがなかったけど湊かなえならはずれないだろうと思って手にとった一冊。

(色んな意味で記事の書き方忘れました)



両親の死の直後に失業し、そんな矢先に唯一の身内と言っていい祖母が胃癌で入院した梨花。憧れていた職場の男性と見合い結婚したが不妊に悩む美雪。水彩画の講師と和菓子屋でのバイトで、ただ一人の家族である母とつつましく暮らしている紗月。
話が進むに連れて、連結しているようには見えなかった3人が花の記憶を辿ってつながっていく。

私の能力ではネタバレせずに話を要約するのが難しい作品です…



全体の感想としては、作者自身と主な登場人物が女性であるせいか、全体的に女らしさというか、柔らかくて優しい雰囲気がありました。
梨花、美雪、紗月の3人の目線で物語が展開していますが美雪だけがですます調で語っていて、その境遇からも女性の「弱さ」そして「強さ」が最もよく現れているキャラクターだと思いました。

人への愛、憧憬、怨恨、嫉妬、一人の人間が他者と関わることによって生じるいくつもの感情が、女性的な脆さと強かさと交わって、その静けさの中に普遍の美しさをもつ「花」という手がかりを軸に物語に紡がれている巧みさは、流石『告白』の湊かなえだ!と思いました。

湊かなえは『告白』のイメージが強かったので、『告白』のようにおどろおどろしい血の犯罪的な先入観を持って『花の鎖』を読み出すと、その雰囲気の違いに少し驚くと思います。私は少し驚きました。

母の愛ーーなんとなく、自分のお母さんのことを思ってみたくなる小説でした。

読み始めてから知ったんだけどこれ映像化されているのね!ちょっと見てみたい(^^)



(以下若干ネタバレあり)
はじめは語り手によって変わる場面展開を同じ時系列だと思って読んでいたので、最後に全員の関係がつながる時、同じだと思っていた時系列の飛躍があったため若干混乱しました。
でも丁寧に名前とか読んでれば分かりやすいんだと思います。私が雑に読んでいたから少しごちゃごちゃしていただけかも()

北神家の人々は最後まで悪者だった……最後まで真相を知らなかった息子の伸明以外は、どうしても情状酌量の余地なしなキャラクターに仕立て上げられていた感じ。
なんとなく悪者を許せるような展開も欲しかった気も…望みすぎかな~(´・・)
スポンサーサイト

| 湊かなえ | 15:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2014/03/04 10:21 | |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://dropsandme.blog21.fc2.com/tb.php/9-5044efaa

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。